夏「よっ!どうした?そんなところで突っ立って?」

柚「なんかあった?」

「ううん。何もないよ。」

一生懸命、笑顔を貼り付けて言葉を紡ぐ。


「それより、どうしたの?その怪我。」

夏「翠也と一緒に帰ってるときに後ろからやられた。」

柚「油断し過ぎなんだよ。この、馬鹿!」

夏「だから、悪かったって!翠也なら奥に居るぞ。」

「わかった。」


翠也が居る奥の部屋……総長室に行く。