スクール・キラー お嬢様の秘密







邪魔するな。

俺の折角見つけたオモチャ、お前が遊ぶな。




そう言ってあげたい。

だけど、アイツはそれを聞かないだろう。

理由まで聞かれたら、最悪だ。




駄目だ。

今は絶対に。

俺が“スクール・キラー”だと明かしてはならない。

今明かしたら、クライマックスがつまらなくなってしまう。




俺は面白いのを求めているんだ。

だから、“スクール・キラー”になったんだ。

学校を殺すことが出来れば、面白いと思ったんだ。




だけど、結局つまらなかった。

警察との鬼ごっこも期待していたけど。

“スクール・キラー”である俺の仲間だったアイツらは、全部邪魔した。




「リーダーが誰だか知りません」

…なんて、誰が言えって言った?

リーダーは俺だって言ってくれた方が良かった。




誰だか覚えていないけど、俺に言った。




『アンタはビョーキだ』

『アンタは狂ってる』

『アンタは可笑しい』

『アンタは壊れてる』






面白い子だと思った。

誰も俺に逆らうことなんて出来なかったくせに。

ソイツだけは、俺に言ったんだ。