「危険だよ未美子ちゃん!」
お昼休み。
いつものように、外にある椅子とテーブルを使って、真宮くんとお昼ご飯を食べる。
お昼ご飯を一緒に食べるような友人はいないから。
男女関係なく人気者の真宮くんが、一緒に食べてくれる。
他の友達と食べなくて良いのって思うけど。
いじめられるようになってから今まで。
あたしは真宮くんとお昼ご飯を食べる度、真宮くんの明るさに救われていたんだ。
やっぱり真宮くんといると、落ち着くなぁ。
他愛もない話や、明るい笑顔に、何度も救われたんだ。
そんな真宮くんに、あたしは放課後、あたしの机に仔猫の死骸をいれた犯人だと思われる人物を呼び出したことを話すと、真宮くんは慌て始めた。
「犯人に直接言うなんて…そんなの危険すぎる。
この間みたいに、また怪我を負っちゃうよ!?」
「大丈夫だよ真宮くん。
あたしには、言う義務があるんだ」
「大丈夫なんて言う保証はないだろ!?
未美子ちゃんが怪我する所なんて、見たくないよ!」
必死にあたしを止めようとする真宮くん。
本当彼は、優しいんだから……。
「ありがとう真宮くん。
心配してくれて、凄く嬉しい。
だけど、あたしだってそろそろ立ち向かわないと駄目。
逃げて、真宮くんに守ってばかりじゃ駄目なの。
逃げない勇気を持たないと!」
真宮くんは静かに俯き、持っていたサンドイッチを齧った。


