「というか…真宮って…。
もしかして、美弦のことかしら?」
「はい!」
わざとらしく大きな溜息をつき、見るからに嫌そうな顔をする美人さん。
美人な顔が台無しだ。
「美弦に何の御用かしら?」
「会いに来たんです。
真宮くん、いますか?」
「いないわよ」
アッサリ、いない発言する美人さん。
「どこにいるんですか!?」
「さぁ。
駅じゃないかしら」
「駅?」
「ええ」
「何で駅へなんて…」
どこか旅行でも?
「……知らないわよ。
勝手に朝ご飯も食べずに出て行ったんだから」
朝ご飯も食べずに?
よっぽど、大事な用事でもあったのかな?


