スクール・キラー お嬢様の秘密








もうすぐで卒業と言う時期での再婚だったので、俺は良い思い出のない学校で卒業まで過ごすこととなった。

学校までの道のりは、片道2時間半。

対して里沙は、歩いて20分ほどの程よい場所の中学に通っていた。

無駄にでかい家。

以前の家からは1時間ほどかかった場所にあったと言うので、里沙のために買った立地に見えた。





高校は、新居から近い男子高校に通うことにしていた。

女子と一緒になるなんて、ウンザリだったから。

成績は俺に合っていたし、家からの距離も良かったから、そこへ通うと決まっていたはずだった。




母さんと里沙が買い物へ行った日。

俺は初めて、お義父さんと家で2人きりとなった。



話すこと何て滅多になかった相手。

俺とは血の繋がっていない、義理の父親。

…母さんと父さんが離婚した原因。




「……キミは」




リビングで1人静かに本を読んでいる最中、2階の自室へ上がっていたはずのお義父さんがいつの間にかリビングに居て、俺に話しかけてきた。




「里沙のことを、何と呼んでいる?」

「…普通に、里沙ですけど…」




他に何がある?

5歳ほどの小さな子だったら、ちゃん付けしていたかもしれないけど。