漸く、感情を見せた





耐えていた雫は溢れて流れ始める






こんな時でも、可愛くて





愛しくて





きれいだった







「みんな私なんて見てない





みんなが好きなのは私じゃない!





私なんか………………」






手を引き寄せ





抱き締めていた





二度目





やっぱり小さい




愛しい