晃一の笑みが大きくなり、ギュッと拳を握った。
「想像しただけでもわくわくしてくる! サッカーの技術面じゃないとはいえ、俺が指導に関わった選手がピッチを駆け回って活躍してくれたら、きっとすごく嬉しいし、誇らしく思うよ」
晃一のこんなキラキラ輝く笑顔、初めて見た。その横顔を見ていると、彼がサッカー選手に混じってピッチにいる姿が想像できてしまった。
「晃一は小学校の頃からずっとサッカーやってたもんね。その晃一がトレーナーをしてくれるんなら、きっと選手も心強いよ!」
「そう思う?」
晃一が突然私を見た。それもすごく真剣な面持ちで。
「もちろん! 絶対そう思う! だって、選手にしたら、晃一は同じものを見てきた人なんだよ?」
晃一が二、三度瞬きをしてから、細く息を吐きだした。
「どうしたの?」
「いや。親にはさ、安定給のもらえるスポーツクラブとかに就職した方がいいんじゃないかって言われて、暗に反対されててさ」
「どういうこと?」
「プロスポーツチームのトレーナーとして契約できたとしても、基本的には一年単位の契約なんだ。もしチームの成績が悪くて俺の評価が下がれば、契約を打ち切られてしまうことだってある。おまけに一流選手に直接付くことはなかなか難しい。そんな不安定で狭き門なんか目指さなくてもいいだろって」
「想像しただけでもわくわくしてくる! サッカーの技術面じゃないとはいえ、俺が指導に関わった選手がピッチを駆け回って活躍してくれたら、きっとすごく嬉しいし、誇らしく思うよ」
晃一のこんなキラキラ輝く笑顔、初めて見た。その横顔を見ていると、彼がサッカー選手に混じってピッチにいる姿が想像できてしまった。
「晃一は小学校の頃からずっとサッカーやってたもんね。その晃一がトレーナーをしてくれるんなら、きっと選手も心強いよ!」
「そう思う?」
晃一が突然私を見た。それもすごく真剣な面持ちで。
「もちろん! 絶対そう思う! だって、選手にしたら、晃一は同じものを見てきた人なんだよ?」
晃一が二、三度瞬きをしてから、細く息を吐きだした。
「どうしたの?」
「いや。親にはさ、安定給のもらえるスポーツクラブとかに就職した方がいいんじゃないかって言われて、暗に反対されててさ」
「どういうこと?」
「プロスポーツチームのトレーナーとして契約できたとしても、基本的には一年単位の契約なんだ。もしチームの成績が悪くて俺の評価が下がれば、契約を打ち切られてしまうことだってある。おまけに一流選手に直接付くことはなかなか難しい。そんな不安定で狭き門なんか目指さなくてもいいだろって」


