「これで地球のみんなを救えるかも!」
アレクシアの言葉を聞いて、恐怖に震えるフィリーも勇気を奮い立たせる。
「僕も一緒に行く。二人で世界を救おう」
だが、二人が閉じ込められている独房は強固な合金製で、いくら叩いても蹴飛ばしてもヒビ一つ入らない。イライラし、絶望感にさいなまれ始める二人。そこに人目を忍ぶようにしながら一人の男がやってきた。特殊部隊の男性兵士、ロイだ。爆撃や火災による灰や煤で顔や戦闘服は汚れているものの、息を呑むほど雄々しく逞しい兵士の登場に、アレクシアは希望を見いだす。
ロイが科学者二人を先導し、見張りのレプタノイドを倒していく。レプタノイドの硬い皮膚を貫通する特殊部隊の銃はすごい破壊力だ。
やがてロイが侵入するために開けた壁の穴に到着する。様子を見るためにロイが一番に外に出た。周囲に敵がいないことを確認して、後に続くよう手招きをする。それを見てアレクシアがフィリーを外へ押し出そうとするが、運悪く巡回中の宇宙人に見つかってしまった。レーザーガンで狙われたところを、フィリーがアレクシアに覆い被さる。
「フィリー!」
アレクシアの言葉を聞いて、恐怖に震えるフィリーも勇気を奮い立たせる。
「僕も一緒に行く。二人で世界を救おう」
だが、二人が閉じ込められている独房は強固な合金製で、いくら叩いても蹴飛ばしてもヒビ一つ入らない。イライラし、絶望感にさいなまれ始める二人。そこに人目を忍ぶようにしながら一人の男がやってきた。特殊部隊の男性兵士、ロイだ。爆撃や火災による灰や煤で顔や戦闘服は汚れているものの、息を呑むほど雄々しく逞しい兵士の登場に、アレクシアは希望を見いだす。
ロイが科学者二人を先導し、見張りのレプタノイドを倒していく。レプタノイドの硬い皮膚を貫通する特殊部隊の銃はすごい破壊力だ。
やがてロイが侵入するために開けた壁の穴に到着する。様子を見るためにロイが一番に外に出た。周囲に敵がいないことを確認して、後に続くよう手招きをする。それを見てアレクシアがフィリーを外へ押し出そうとするが、運悪く巡回中の宇宙人に見つかってしまった。レーザーガンで狙われたところを、フィリーがアレクシアに覆い被さる。
「フィリー!」


