それから何日かたった。 「筆箱」 「持った」 「受験票」 「持った」 「スマホ」 「持った」 「交通費」 「持った」 「あとは………」 「忘れ物はしてねぇよ」 「そっか」 玄関まで見送りに来てくれた宇宙姉ちゃん。 宇宙姉ちゃんに微笑んで、俺はいった。 「いってきます」 そして、受験会場に向かった。