【完】俺のカノジョは生徒会長




「……うす」




期待通りの返事が得られなかった俺は内心がっかりした。
だが、表には出さない。
だってかっこ悪ぃもん。


そんな俺を見て、紗良は苦笑した。



「どうしたの? 」



その問いに俺は答えなかった。

「いや、別に……。俺、急ぐから」


そう言って、紗良に背を向けた。




そのまま歩き出す。





だから聞こえなかった。





紗良の呟きが。




「………雷…ごめん」