「そうか。お前たちは付き合ってたんだな」 親父はさっきとはうってかわって静かな声でいった。 「そうだよ」 俺もそれに淡々と答える。 「ならなおさら、自分でカタつけなきゃな」 「おう」 「神田家の名に恥じない別れを」 「愛しくも別れゆくかな互いの道」