夏休み明けのHRで、事件は起きた。



「えーっと、応援団やりたいやつー」



あーあ、そんなの誰もやるわけねぇじゃん、このクラスでさ。

と思っていたのに…。


「はいはーい! 神田 雷くんを推薦しまーす♪ 」





そう元気よく言ったのは、俺の親友(だと言い張っている)の花宮 巧。


っておい!


なんで俺なんだよ!!