「よし、じゃあここまで。解散」 「うーす」 集会が終わった。メンバーたちは夜の闇に溶けていく。 「そーらねーちゃん」 「なーあに」 「俺さー」 「うん」 「・・・やっぱ何でもねー」 「あっそ」 俺は紗良のことを宇宙姉ちゃんに言おうとした。でも、できない。だって、本当は俺が恋愛なんておかしいんだ。 学校一の不良は生徒会長なんかと仲良くしない…。 これが代々不良をやってきている神田家の暗黙の掟だ。 それを・・・俺は…もう・・・すでに破っている。