あたし、地味子やってます

「あのつきあたりにあるのが生徒会室だよぉ」


そう言ってライが指したのは無駄に豪華すぎる扉。待ってなにあれ生徒の模範となる集団が派手派手しく生活してたら生徒の金遣いが荒くなるだろうがもうお前ら全員募金活動に勤しめ。


一気に重くなった足を引きずるようにして動かし、どうにか生徒会室にたどり着く。


うわぁもう近くで見るとさらにすごい。圧巻だわ。このドア引っぺがして売ったらいくらになるんだろ。考えたくもない。


「リオちゃんさっきからトリップしすぎー。入るよぉ〜?」


若干咎めるような口調でそう言われ、慌てて扉をくぐる。


…扉の向こうは、超高級ホテルの一室のようでした。


なんじゃこれ。うそでしょ。普通教室の半分ぐらいの狭いスペースに机並べてせっせこ働いてたうちの生徒会役員が惨めになるほど広い。広いなんてものじゃない。


軽く五十畳は超えるであろう部屋の真ん中にどーん!とテーブルを置いて、さらに五つのデスクがある。しかもこれ、全部高級家具で有名なところの…。うわやば、吐き気。