あたし、地味子やってます

お昼を食べ終えて理事長室でざっと説明を受けて、件のスマホを理事長に貰った。


色はピンクゴールド。この色は理事長の独断で決められるらしい。えー、あたし白が良かった。


ちなみにカバーを付けてもいいらしい。それは学園内の購買(ていうか学園の敷地内にデパートみたいなものがあるとか。やーめーよーうーよー)で絶賛発売中という話。


「次にクラスのことだが…椎名さんはBクラスだね」

「えぇー、リオちゃんと違うクラスなのぉ?」

「仕方ないだろう。彼女には運動しか取り柄がないんだ」

「え、殴っていい?ですか?」


あまりにも唐突な悪口に本気で殺意が芽生え拳を固めると、理事長は「冗談だよ」と笑った。


冷や汗かいてますけど理事長。半分本音でしたよね理事長。


ちなみにライがあたしの素性を知っている事は理事長に説明済み。ここ重要。

「頼まれたんだよ、椎名にね。うちの学園では学力、運動能力、容姿、家柄が秀でていればいるほど上のクラスに配属される。なのにその容姿で、あぁ、悪い意味ではないよ。成金という設定で、それでSクラスやAクラスに入れると少し変だろう?」


うん、やっぱり理事長殴りたい。