あたし、地味子やってます

それにしてもやっぱりうるさい。いつまでギャーギャー言ってんの。耳が壊れたらどうするつもり?


「でもね、今年は生徒会の副会長がいないんだぁ」

「…へー」


え、今のってもしかして。いや、さすがに自意識過剰か?


なんとなく、『副会長やってほしいなぁ』っていう響きに聞こえたんだけど。…いやいやいや、ないないない。


この間知り合ったばっかりのしかもこんなダサい女を人気者集団の生徒会に誘うわけない。うん、そう思いたい。


というわけで、素知らぬ顔をして座れそうな席を探す。んー、空いてる所あんまりないな。


「あ、生徒会は特権みたいなもので二階席を使えるんだけどぉ」

「あたし生徒会じゃないからノーサンキューで」


だ、か、ら、そ、れ、は、ふ、ら、ぐ、だ、ろ、う、が


あたしがその席に座ったらどんなリアクションをされるか分かってるでしょ?それでなくても編入生なんて注目されるのに、やっかみまでうけてたまるかっての。