明日へのラプソディ


「お〜、これこれ」

冊子を持って、そのまま元の位置に戻り、HigherFlyのパンフレットを右に除け、本棚から出してきた冊子を正面に置く。黒い表紙にはメタリックなシルバーで『CityNoise』の文字。そう、これこそが、15年前に一度だけ行った時に買ったCityNoiseのライブパンフレット。もう、ざっくり10年以上は確実に開いたことのないパンフレットの表紙を、ゆっくり開く。

「あっ」

そこに挟まっていたのは、12列24番と印字のしてあるチケットの半券だった。

「チケットしか挟んでないか…」

これに挟んでないって事は、やっぱり捨てちゃってるかなぁ。残念。