「はい。タクシーで帰りますから」
しゅうちゃんがサービスしてくれたカクテル以外の支払いを済ませて、今度こそ帰る為に立ち上がる。
「タクシー呼びましょうか?」
って、辰巳くん。
「ううん、大丈夫。この辺りはタクシー捕まりやすいから」
「そうですか?」
「うん」
辰巳くんに頷いてから、しゅうちゃんに向き直る。
「あの…」
「ん?どした?」
「…また、来てもいいですか?」
「もちろん」
「え?あ、でも、哉子さんドバイに行った事になっちゃってるのに、甲斐さんに会っちゃう可能性がありませんか?」
って、辰巳くん。まぁ、そうだよね…。
「大丈夫。闘吾はこれから忙しくなって、飲みに来てる時間なんかないだろうから、遠慮なく、おいで」
って、しゅうちゃん。



