「いや、ファンじゃないでしょ」
「なんでよ?」
なんで香山さんが、否定するかなぁ?と、思わずパソコンから目を離して、香山さんの方を見た。
するとそこにはニタ〜って不気味に笑う香山さんがいた。
「ファンじゃなくて、純粋に『好き』ですよね?」
「…」
「私がじんちゃんを好きな以上に、甲斐くんの事『好き』ですよね」
「え?香山さん以上?」
それって、かなりイタイ女だって太鼓判押されてるって事よね。
「主任が頑張って仕事してるの見れば見るほど、なんか、甲斐くんがデビュー出来るように願掛けしてるみたいに見えますもん」
「…」
「それも図星ですか?」



