「は?設定?」
「とにかく、迷惑メール、チェックしてみて下さいっ」
「迷惑メールを受信すればいいのね」
携帯電話をいじると、迷惑メールが押し寄せてきた。しばらく待っていると、受信が終わった。
「あ、終わったよ」
「貸して下さいっ」
と、目の血走った香山さんに携帯電話を取り上げられた。
「HigherFly…HigherFly…」
ぶつぶつ言いながら、香山さんが目を皿のようにし迷惑メールを1件ずつチェックしていく。
「HigherFly…HigherFly…ハイヤ…あっ!」
「あった?」
「あったぁ〜っ!」
瞬きもしないで探してたのか、血走った香山さんの目は涙目になっていた。



