「うん、うん」
「悪い事言わないから、夢を変更しなさい」
「うん。ん?…えーっ!」
「甲斐くんにデビュー目指して頑張れっていうのは、いいよ。彼はかわいかったから、30目前でも多分、かっこいいでしょ?」
「うん、まぁね」
「彼の頑張り次第でまだデビューの可能性もないとは言えない」
「うん」
「でも、哉子の夢は相手がいるからね〜」
「当たり前じゃない。結婚なんだもん」
「だから、さっきも言ったけど双方の合意がないと出来ないから、無理だって」
「…」
「夢に向かって頑張る事はいい事よ。だから夢を変えなさい」
…。的確な指摘過ぎて、返す言葉もないけれど。



