「あ、見てくれてやってるんだ」
「香山さんに、HigherFlyの出演番組は必ず見るように言われているので」
「ははっ。まるで、業務命令だね。本当は哉子ちゃんの方が上司なんでしょ?」
「まぁ、一応。年齢も私の方が、大分上ですから」
「哉子ちゃん」
急に真顔でしゅうちゃんに見られて、思わずドキッとしてしまう。このドキドキ感はお酒のせいではないはず。
「はい?」
「この間も思ったんだけけど」
「まだ、年齢をオチにするほどの歳じゃないでしょ?」
「え?」
「だから、自虐的なことは言わない方がいいよ」
って、優しくウインクを投げ掛けられた。



