明日へのラプソディ


「だったら、明日行ったらどうですか?」

「あ、明日〜?」

「思いたったら吉日っていうじゃないですか」

「言うけどぉ〜」

「明日、仕事終わってから、まず、HigherFlyのCD買いに行くでしょ。それからそれを持って、Noiseに行けば、話題もあるし、いいじゃないですか」

「…そうかな」

「そうですって」

「ま、考えとく」

と、香山さんには言ったけど、考えれば考えるほど行くのは恐くなった。大体、『こないだはどうも〜』なんて言っても、しゅうちゃんは私の事なんて、全然覚えてないかもしれない。あの店にしゅうちゃん目当てで行く私ぐらいの年齢の女は沢山いるだろうし、私と同じように舞い上がっちゃって、悪酔いしちゃった人もいるにちがいない。