「いや、彼女いないし…」
「ひょっとしたら〜」
「無視かよ」
「ずーっとAnswer5を応援してて、婚期を逃した子だっているかもしれないよ」
「まさか…」
「一人もいないとは、言い切れないでしょ〜。だって、ファンが4、5人いるんでしょ〜。あはあはっ」
「なんなんだよ」
グビグビ…。
「だから〜、諦めてもいいけど、ずーっと応援してるファンの為にさぁ、1回ぐらい、デビューしなさいよっ」
「1回ぐらいって」
「そしたら私の持ってるあのきったない字のサインも、ちょっとぐらい価値が出たりなんかしてね〜。あはあはっ」
「え?持ってる?」
「あ〜、眠たくなってきた」
ダメだ。瞼が持ち上げられな…い…。
「あ、寝た」



