甲斐くんもデビューもしてないけど、結婚前提に付き合ってる人がいたりするんだろうね…。この私を差し置いて。アイドルなんて、所詮、そんな物よね。はぁ〜。
「哉子ちゃん?大丈夫?気持ち悪くなった?」
って、しゅうちゃんの声。確かに気持ちがブルーになってきた。
「帰った方がいいんじゃないの?」
って、甲斐くんの言葉がブルーになってた私の気持ちの虫の居所の悪さに反応してしまった。
「甲斐くんこそ、飲んでる暇があったら、いつまでもバックでピアノ弾いてるばっかじゃなくて、デビューする事、考えたらどう?」
「はぁ?」
「あれから15年もたったのよ。15年っつったら、赤ちゃんだって、中学卒業しちゃう歳月よ。なのに、CityNoiseかHigherFlyかって違いはあったけど、甲斐くんの立ち位置同じだったじゃ〜ん」



