窓から見える月と夜空。
蛍光灯で照らされる理科準備室の古い本と模型たち。
神様は私の想いを許してくれるかな??
足音1つ聞こえないシンとした校舎の中、
狭い部屋で、掌から先生の体温を感じる。
「…佐野せんせ……。」
熱くなった体と手。
名前を呼ぶと胸の奥が苦しくなるよ。
「ん?なに??」
私の髪を撫でて手を握ってくれる先生。
先生の手に触れてみたいってずっと思ってた。
こんなこと、他の子にもするの??
今の瞬間だけ私に向けられる、
その優しい声も目も
力強い腕も暖かい掌も
もっと知りたくて、もっと近づきたくて。
このまま先生を独り占めしていたい…。
先生…。ダメですか…??
私、もう自分を抑えきれない…。

