涙が止まって少し落ち着くと、
先生は私の頭を優しく撫でてくれた。
ドキドキドキドキ…。
「…小春。話せそう??」
私をジッと見つめてくれる先生。
優しく聞いてくれるけど、こんなんで落ち着いて話なんか出来ないよう~!
思わず膝の上でぎゅっと手を握る……。
恥ずかしくて俯くと、先生はもう片方の手を、私の握り拳の上にそうっと重ねた。
え…えー?!わぁ、どうしようっ。
先生の手が…!!
「小春。こっち向いて??」
今この瞬間、私だけをみてくれる先生。
優しい声でそんなこと言ってくれて。
もう、やばい…です……先生。
ずっとずっと我慢してきた想いが、心のなかいっぱいになって。
目の前の先生を見つめると伝えたくてたまらない。

