先生の傍で作業をする。
近くにいるだけでこんなにも幸せなんだ。
先生はしゃがんで教科書の整理をしたり、棚の上の天体模型を運んだり。
私はその度に小さな仕事をもらってやる。
そんなことを繰り返していたら、
気付くともう外は暗くなっていた。
「……ふー!大分片付いたな。小春ありがとう!」
先生は部屋を見渡して声をかけてくれる。
「そうだねっ!先生の方も終わったの??」
「うん。あとは明日から少しずつやるわ!」
先生の白いTシャツの少し黒く汚れた端が、一緒に頑張った証みたいで嬉しくなる。
他の誰も知らない、先生と私の秘密の時間。

