先生とずっと。


先生はどうしてそんなに平気な顔してるの?

とても穏やかな表情で、優しく微笑んでくれる。



─────ガガガガ。


「…着いたぞ!」


優しい声でそう言う先生。

私の気持ちなんてお構い無しに、家に着いてしまった。



「………うん!ありがとう先生。」


シートベルトを外しながらさっきまで私の頭を撫でていた手を見つめる。

わぁ。私の頭、あの手に撫でられたんだぁ。
嬉しい…。




さぁ…もう降りなきゃ…。


そう思っている頭とは裏腹に、私の手はふっと独りでに先生の左手の方へ伸びた。


そして気づいたら先生の焼けた手首をそっと掴んでいた。


…わわわ!なにやってんだ私!!!