ある寒い日の夕暮れ時。
放課後、帰ろうとして廊下を歩いていると前を歩く大好きな人の姿を見つけた。
グレーのジャージの肩にタオルを引っかけて、野球の素振りをしながら歩いている。
後ろから見る先生。
きっと誰にも見られていないと思ってるんだろうな。
ふふふ。
口笛吹きながら腕を振ってる…可愛い…!
「先生…!」
近くまで走っていって、その大好きな人の無防備な背中に声をかけた。
「おう!」
「先生野球の練習??」
「そー!最近体なまっちゃってさー。」
そう言って再び素振りをする。
ニヤリとしながら
私の目を見て話してくれる先生は、やっぱり素敵で誰より大好きだって思う。
目の前の大きな体に抱きつきたい。
先生の匂いと体温に包まれてみたい。
なんて考えてる私はちょっと変態…。

