休み時間になって、私は誰よりも早く理科準備室へ。
ガラガラガラ
「失礼します。」
きんちょうしながら準備室の扉を開けると、
白衣を着て、両手に地球儀や天体模型をたくさん抱えた先生がいた。
逞しくて、なんだか可愛い。
「おっ、ちょーどいいところに~!
机の上にある土星持ってきて!」
「え?…土星???」
「机の上にあるやつな!茶色の!」
「はーい!」
私の方を見てにやっと笑う。
先生はお手伝いさせてしめしめって顔してるけど、
私はどんな雑用だって、先生のお願いなら嬉しいんだよ。
先生に頼まれたならなんだって喜んでやっちゃうんだから。

