「…もう暗くなってきたね。」
なのに、どうしてだろう…。
なぜ気持ちとは反対の言葉が出てくるの?
まだ暗くなんてないよ。
もっとここで話してたい…。
だけどそんな思いも虚しく、
「な。そろそろ帰るか。お前何で帰るの?」
「歩きです。
先生車だよね?いいなあ。
乗せてってほしいくらい。あはは。」
そう、笑って言った冗談のつもりが。
「もう暗いもんなぁ。
一人で歩いて帰るの危ないかなぁ。
……ん~~まあ小春なら大丈夫か!」
なんてニヤってしながら言ってくるから。
「うんうん!一人だよ~危ないよ!怖い怖い!
先生送ってってよう~。」
って必死になってお願いする。
でも、本当は
先生本気???私、車のれるの???
心の中は疑問だらけ、混乱だらけ。
私一人がパニックで…先生は涼しい顔して外を見てる。
そのまま先生は窓から降りて部屋を出て、ガチャガチャって鍵を閉める。
…えええ?先生。
どういうこと??
何か言ってよ。
私子供だから分かんないよ。

