プルルルルー

誰だ?

優奈か…。

風花『何の用だ?』

優奈『気をつけてね。』

風花『何を?』

優奈『お父さんに聞いた。風花が世界最大の不正組を潰しにいく事。』

風花『別に。世界最大の不正組だか知らないが不正組は全て潰す。たとえ、殺されてもな。』

優奈『お願い。もう、大切な人を亡くす悲しみを味わいたくないの。お父さんが死んで、お母さんが死んで私と血のつながりがあるのは龍斗だけだけど、風花も大事な家族。』

優奈…私がお母さんを殺したからな。
2人も…。

風花『わかった。殺される事のないようにする。でも、相手は拳銃を平気で使う。命の保証まではできない。』

優奈『風花…。』

風花『もう、遅いし切るな。』