あれから、数日後…。
【学校の屋上】

風花「晴哉。結唯を大切にしろ。」

晴哉「はっ?」

風花「私とお前は幼馴染だがそれ以上でもそれ以下でもない。でも、結唯はお前の恋人だ。」

晴哉「分かってる。」

風花「もう、これ以上、私のことに首をつっこむな。族を辞めた今、お前が私に気を使う理由はない。」

晴哉「風花…。」

風花「結唯から離れんなよ。あいつは恋愛には奥手で他の女よりも繊細なんだからな。」

晴哉「ああ。」

風花「今までありがとな。」