「そうそう、私ここへ初めて来た時に駅前のコンビニで不良に絡まれてるところを花城さんに助けてもらったの」
「えっ? そうだったんだ、も~気をつけなよ? あの辺、夜になると結構ガラ悪くなるから」
彩乃がストローでアイスコーヒーをぐいぐい飲みながら言う。
「それで? その不良グループは尻尾巻いて逃げたってわけ?」
「うん、でもすごかったんだよ、なんていうか気迫が尋常じゃなかったっていうか……」
美貴に伸ばしかけた不良の腕を掴む花城の目を思い出してゾクリとする。
「響兄ちゃんは昔、元ヤンで総長だったから、その名残があるんじゃないかな~この辺の古株の不良連中なら知らない人いないよ」
「えっ!? 元ヤン……って」
――げっ! あんたは……亮太、おい、やめとけって、この人は――。
思い起こせばあの時、コンビニで会った不良グループのひとりがそんなことを言っていたような気がする。
あんなスーツをぱりっと着こなして、いかにも育ちのよさそうな気品と風貌風貌の花城にそんな過去があったとは意外だった。
「えっ? そうだったんだ、も~気をつけなよ? あの辺、夜になると結構ガラ悪くなるから」
彩乃がストローでアイスコーヒーをぐいぐい飲みながら言う。
「それで? その不良グループは尻尾巻いて逃げたってわけ?」
「うん、でもすごかったんだよ、なんていうか気迫が尋常じゃなかったっていうか……」
美貴に伸ばしかけた不良の腕を掴む花城の目を思い出してゾクリとする。
「響兄ちゃんは昔、元ヤンで総長だったから、その名残があるんじゃないかな~この辺の古株の不良連中なら知らない人いないよ」
「えっ!? 元ヤン……って」
――げっ! あんたは……亮太、おい、やめとけって、この人は――。
思い起こせばあの時、コンビニで会った不良グループのひとりがそんなことを言っていたような気がする。
あんなスーツをぱりっと着こなして、いかにも育ちのよさそうな気品と風貌風貌の花城にそんな過去があったとは意外だった。



