キスをしながらキングサイズのベッドに雪崩れ込むと、がっちりとした花城の身体に押し倒される。
キス以上のことを求められている。そう思うと、未知なる経験に美貴は不安の色を浮かべた。
「……美貴。優しくする」
その思いを汲み取られると、次第に身体から力が抜けベッドに沈み込んでいった。
花城の艶めく瞳、熱い吐息。そして、この上なく甘い囁きに、美貴はすべてを委ねてその大きな逞しい背中に腕を回した――。
「悪い。優しくするって言っておきながら無理させた」
あれからどのくらい時間が経ったかわからない。窓の外はまだ暗闇だった。
互いにしっとりと汗ばんだ肌が触れる度、我を忘れて獣のように貪りあった熱い情事が思い起こされる。その最中は恥ずかしさなどかなぐり捨てて、ただ夢中で求めあった。
「大丈夫です。私、花城さんとひとつになれて嬉しかったです」
鉛のような身体を起こすにはまだ余裕がない。手を伸ばさなくても触れられる距離に横たわる花城に、美貴はもう一度「大丈夫」と微笑んで見せた。
「ああ。もう、そういう可愛いこと言うなよ。これでも我慢してるんだ」
そう言って照れ隠しに片手で顔を覆った花城だったが、指の間から耳朶まで赤くしている頬が見えた。
「ふふ。花城さんこそ可愛いです……わっ」
笑っていると、いきなり体勢を起こした花城に組み敷かれる。
「おい。あんまり生意気言うなよ? 俺の本気はこんなもんじゃない」
「んっ……」
噛みつかんばかりの口づけを落とされて呼吸が止まる。時折、鼻から抜ける煽情的な花城の声にゾクリと身体の芯が再び疼き始めそうになった時だった。不意に唇が解かれ、触れるか触れないかの距離で花城が口を開いた。
キス以上のことを求められている。そう思うと、未知なる経験に美貴は不安の色を浮かべた。
「……美貴。優しくする」
その思いを汲み取られると、次第に身体から力が抜けベッドに沈み込んでいった。
花城の艶めく瞳、熱い吐息。そして、この上なく甘い囁きに、美貴はすべてを委ねてその大きな逞しい背中に腕を回した――。
「悪い。優しくするって言っておきながら無理させた」
あれからどのくらい時間が経ったかわからない。窓の外はまだ暗闇だった。
互いにしっとりと汗ばんだ肌が触れる度、我を忘れて獣のように貪りあった熱い情事が思い起こされる。その最中は恥ずかしさなどかなぐり捨てて、ただ夢中で求めあった。
「大丈夫です。私、花城さんとひとつになれて嬉しかったです」
鉛のような身体を起こすにはまだ余裕がない。手を伸ばさなくても触れられる距離に横たわる花城に、美貴はもう一度「大丈夫」と微笑んで見せた。
「ああ。もう、そういう可愛いこと言うなよ。これでも我慢してるんだ」
そう言って照れ隠しに片手で顔を覆った花城だったが、指の間から耳朶まで赤くしている頬が見えた。
「ふふ。花城さんこそ可愛いです……わっ」
笑っていると、いきなり体勢を起こした花城に組み敷かれる。
「おい。あんまり生意気言うなよ? 俺の本気はこんなもんじゃない」
「んっ……」
噛みつかんばかりの口づけを落とされて呼吸が止まる。時折、鼻から抜ける煽情的な花城の声にゾクリと身体の芯が再び疼き始めそうになった時だった。不意に唇が解かれ、触れるか触れないかの距離で花城が口を開いた。



