「あの、このお話は……父も知ってるんでしょうか?」
「そりゃあもう、あったりまえよ、政明と私の仲だからね、私としても今まで育ててきた誠一があんな立派なホテルの総支配人になれるんだったら嬉しいし、政明だって安心して隠居生活が送れるんじゃないかい? そもそも、この話は水野君の提案なんだよ」
「水野の……?」
この話は父と花城龍也のふたりの提案ではなかったのか。なぜ、秘書である水野の名前がでてくるのか。
「あ! 深川さん? どこへ……?」
くるりと踵を返すと呼び止める藤堂を無視して勢いよく総支配人室を出て行った。
「そりゃあもう、あったりまえよ、政明と私の仲だからね、私としても今まで育ててきた誠一があんな立派なホテルの総支配人になれるんだったら嬉しいし、政明だって安心して隠居生活が送れるんじゃないかい? そもそも、この話は水野君の提案なんだよ」
「水野の……?」
この話は父と花城龍也のふたりの提案ではなかったのか。なぜ、秘書である水野の名前がでてくるのか。
「あ! 深川さん? どこへ……?」
くるりと踵を返すと呼び止める藤堂を無視して勢いよく総支配人室を出て行った。



