私に朝が来るとき



「あの日から飛鳥は3年も眠っていたの。


今日で3年目よ。


お医者さんももう起きないだろうって。」


3年も眠っていた…?信じられない。


「よ…うは?洋…」


「ここにいるよ。」


「洋…?」


病室に入ってきた一人の男性。


それは、あの日から少し大きく、大人っぽくなった洋だった。


「よ…う…。洋、洋、洋…!」


目から次々と流れ出る涙。


「おかえり飛鳥。」


「ただいま…洋。」