私に朝が来るとき



あの時は私の方が小さかったけど、目の前にいる洋は少し小さかった。


でも、それは紛れもなく洋。


夢なのかもしれない。それでも良い。


私は思わず抱きついた。


「飛鳥、どうしたんだよ。」


少し背伸びをして抱き締め返してくれる洋。


涙が自然と溢れてきて、頬を伝った。


「私…私洋がいなくて寂しかった…!」


「俺は寂しくなかった。飛鳥が来てくれてたから。」


「洋…?」