「うっ…うっ…」 大声で泣き叫びたかったけど、小さな声ですすり泣いた。 どこにもやり場のない怒りと後悔が一気に押し寄せてきた。 洋…洋助けて… 私もう嫌だ。 洋が目を覚ますの待てないよ… お願いだから…目を覚まして… 気がつくと私の手にはカッターが握られていた。 私今までよく頑張ってきたよ。 私知ってるから。 洋が目を覚ます確率が0に近いこと。 奇跡がおきないかぎり目を覚まさないこと。 私はカッターを左手首に押しつけた。 これを引っ張ったら… 私は右手に力を込めた。