体から堕ちる恋――それは、愛か否か、

美弥は天井を見つめ、熱くぼーっとした感覚のまま仰向けになっている。

うっすらと開いたままの美弥の唇。

「はしたない唇だね」と、その薄い隙間に優が人差し指を突っ込み、美弥はその指を軽く噛んでやる。

「いたっ。ピラニアみたいだな」と、優が笑う。


2回目の不意打ちのような勉強会が終了した。

静かに潮が引き、体内が凪ぐ感じ。

それはとても満ちていて幸せな感じ。

美弥は不安になる。

これを、こんなセックスを手放せなくなることが。

あくまで期限付きの喜びを手放したくなくなる自分が。