体から堕ちる恋――それは、愛か否か、

快感がその場所から一気に体を貫いていき、美弥は背中から首までそらして優の腰を強く引き寄せる。

体の中でパズルのピースがぴたりとはまり、いつしかその境目がとけていくような。

どこまでが自分の体なのかわからなくなり、ただひとつの波になってうねりを繰り返す。

快感。

ここでしか生まれない快感。

この瞬間、世界が終わってもいいとさえ思うほどの快感。

ずっとこのうねりに漂っていたいのに、優はこれから高いうねりが来るというときに、ふと動きを止めて体を離した。

失望と焦燥。

体内の甘美なうねりを抜き取られ、美弥は懇願する。

「元に戻して」

刹那に願う美弥を見下ろしながら、優はわざと美弥の体をゆっくり確認しながらじらすのだ。

「お願いだから。早く……」

したくてみだらに涙がにじむ。

そのまなじりにキスをして、優は再び美弥を抱きしめた。