この日、美弥は初めて生美の部屋に泊まった。
寝室には丸みを帯びた花瓶にストックの花が活けられていて、この花言葉にも意味があるのかしらと気になったが、生美に尋ねることはしなかった。
どうせ照れて教えてくれないと思ったから。
生美と抱き合えば、優の面影が襲ってくるのではないか――以前抱いたそんな危惧は、いつのまにか美弥の中から消えていた。
生美の指も、腕も、胸も、腰も、唇も、生美の体はどこまでも生美そのもので、美弥を優しく包んだ。
美弥は、素直に生美に恋をしていた。
肌が重なったとき、自分も泣きたいほどに生美に恋しているのだと知った。
寝室には丸みを帯びた花瓶にストックの花が活けられていて、この花言葉にも意味があるのかしらと気になったが、生美に尋ねることはしなかった。
どうせ照れて教えてくれないと思ったから。
生美と抱き合えば、優の面影が襲ってくるのではないか――以前抱いたそんな危惧は、いつのまにか美弥の中から消えていた。
生美の指も、腕も、胸も、腰も、唇も、生美の体はどこまでも生美そのもので、美弥を優しく包んだ。
美弥は、素直に生美に恋をしていた。
肌が重なったとき、自分も泣きたいほどに生美に恋しているのだと知った。


