体から堕ちる恋――それは、愛か否か、

優には付き合って3年になる、3つ年下の彼女がいた。

会社の後輩で、同じプロジェクトを担当したことがきっかけで親しくなり、自然に付き合い始めた。

真面目だし性格はいいし、最近人気の清純派女優に似たルックスは、周囲の誰からも「可愛いじゃん」と評され、自慢の彼女だ。

セックスだって「イイ」と思っていた。

昨日、こいつとやるまでは―――優は目の前の美弥にちらっと見る。

すると、すでに自分を見ていた美弥と目があってちょっと慌てたが、美弥は真面目な顔で「とりあえず事実確認をしてみよう」とバッグの中からA5のノートとペンを取り出して、まず<事実1>と書き出した。