生美が着信音を鳴らすスマホを取りだした。
「本当にかかった」
「当たり前じゃない」
生美は笑いながら、あえて電話に出、電波に乗せて、
「この番号、登録しとかないと。美弥さんもしといてね。すぐ連絡すると思うから」と伝えた。
それまでずっと口を挟まず、バックミラーで美弥の様子をちらちらと伺っていた優が、たまりかねたように口をはさむ。
「生美、なに勝手に誘ってんだよ」
その言葉に生美は体を前に戻して優に顔を向け、
「勝手に、って? 美弥さん誘うのに、誰かの許可が必要?」
と、尋ねる。
そして前を向いて運転を続ける優の横顔に
「美弥さん、優君の彼女じゃないよね。なら少なくとも優君に断る必要はないよね」
と確認をした。
「本当にかかった」
「当たり前じゃない」
生美は笑いながら、あえて電話に出、電波に乗せて、
「この番号、登録しとかないと。美弥さんもしといてね。すぐ連絡すると思うから」と伝えた。
それまでずっと口を挟まず、バックミラーで美弥の様子をちらちらと伺っていた優が、たまりかねたように口をはさむ。
「生美、なに勝手に誘ってんだよ」
その言葉に生美は体を前に戻して優に顔を向け、
「勝手に、って? 美弥さん誘うのに、誰かの許可が必要?」
と、尋ねる。
そして前を向いて運転を続ける優の横顔に
「美弥さん、優君の彼女じゃないよね。なら少なくとも優君に断る必要はないよね」
と確認をした。


