体から堕ちる恋――それは、愛か否か、

「じゃあ私も、生美さんて呼んでいいかしら。こんな素敵な下級生がいたのになんで気づかなかったのかな。もったいないことしたわ」
「もったいないってなんだよ」と、優が口をはさむ。
「優くん、いちいちうるさいよ」

とりあえず食事をしようと生美はソファから立ち上がり、テーブル席に美弥と優を促した。
席に着くと速やかに係りの人がやってきてメニューを置いた。
生美のおごりだから何でも頼んでいいよと優は言うが、値段がとんでもなく高いので、自腹でないとかえって選びにくい。

それを察したのか生美が、「食欲あるなら、せっかくだからAコースにしよう」と一番高いコースを選び、「食べきれなかったら僕がたべてあげるから」とにっこり笑った。