私は涙の溜まった目で上を向いて 聞こえるかわからないくらい小さな声で 『あ……ありがと……うござい……ま……した』 と言うと男の子はふっと笑って 『ただの気まぐれだ』 言った瞬間プシューーとドアが開いて すいませんでしたぁー!!と叫んで男性は逃げて行った