僕は 

誰もいない、

誰の声も聞こえない、そんな場所に行きたいだけ。


ぐすっ、ぐすっ…

僕の声だけが、この 一本の道に響く。

僕を、唯一照らしてくれるのは

お空に浮かぶ お月様。

僕が前へ進めば お月様も前へ進む。

僕が止まれば お月様も止まる。