「今日は昼、僕のところに来なかったんだね」


「あ、えっと……悩んでることがちょっとあって……」


そう、本当は有川くんに相談したいって思ったんだけど

やっぱりここは自分で決めるべきだと思って


昼休み中は、どうするべきかずっと考えていた。


「まぁ静かでよかったけれどね」


そうだよね……。


すると、屋上のドアが開き

2人が屋上に入ってきた。


パチーー


その瞬間、賢ちゃんと目が合うけれど逸らされる。


うう、そうなるよね……。