す、すきなひと!?



しばらく黙ってると遥斗が声を出した。


「あ〜、やっぱいいや。今の忘れて」


忘れて?



また忘れなきゃいけないの?





そんなの、嫌に決まってる。







「いや忘れない!!」


気づけば大きな声を出していた。